町田・ホットくつろぎカフェ:認知症の薬について!
薬のはなし
今月のカフェは、「認知症の薬について」薬樹さんにお願いしました。
認知症当事者や家族、近隣の方の参加で開催です。
現在、存在している認知症の薬は、進行を抑えるものであり、障害をなくすものではなく、そのために早期に治療を開始することが大切と話される。
薬の使い分けから周辺症状と、抗精神病薬、漢方薬など症状に合わせた薬を分かりやすく説明して頂きました。
薬局(薬剤師)の役割として、医師や支援センターとの連携などから、独居の方への薬の使用量、服用の方法、副作用への注意等々や「かかりつけ薬剤師」を持つこと出来るよう今年4月から実施され、これまで以上に薬の相談が、気軽にできるようなっていました。
認知症の薬について薬樹さんが大切にしていることとして「認知症」の人ではなく、認知症の「人」を理解する。
認知症だけをとらえるとケアの限界が見える、人と捉えるとケアの可能性が広がる、人を理解する視点が大切として、日々、勉強していると話されています。
家族からも薬の飲み忘れや保管方法、ジェネリックの使用法など数多く質問があり、これまでの薬局へのイメージが、もっと身近なものになったと嬉しい感想を頂きました。